複数球団ラブコール “ブルペンエース”の中田賢がなぜFA1番人気?

公開日: 更新日:

 中日のチーム内では「人が良すぎる」と言われ、精神面のモロさが課題とされたこともあった。

「ただ、各球団が中田を評価するのは、性格と頭もある」
 と、某編成担当が言う。

「中田は人間的にしっかりしていると聞く。07年に父親を亡くしているんだが、当時はまだ大学を出てすぐなのに入院、治療費を中田が世話をするなど、中田の周辺では『献身的に看病する姿は立派だった』という話を聞いた。学歴もある。福岡の進学校・八幡高から公立の北九州市立大に進学した。もし大活躍できなくても、将来のフロント候補としても見込みがあるといえる」

 中田は「9番目の打者」としての相手投手の研究にも熱心だったという。今季は24打数6安打、打率.250、1打点をマークしている。

 現状では、中田の地元・福岡のソフトバンクが有利という声も聞こえてくるが、最終的にはとんでもない大型契約を結ぶかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動