「GS東京大会8人欠場」はニッポン柔道“真っ当さ”の裏付け

公開日: 更新日:

 南條監督は「(故障した選手に)『出ろ』とは言えないが、選手は出場しないことに対するリスクは分かっているはず。私からも話した。選考基準が明確化しているので、あとは本人と所属の判断に任せるしかない」と説明した。

 昨年までの「ニッポン柔道」では、日本代表入りした選手が出場を辞退することは許されなかった。今年2月、複数の女子選手による告発で明らかになったように、故障した選手でも大会はもちろん、強化合宿への参加も義務付けられていた。それによってケガの状態が悪くなった者も少なくない。

 柔道界はようやくまともになってきて、生存競争はこれまで以上に厳しくなる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動