ソチに暗雲…審判団は“ジャンパー”浅田真央が大嫌い!?

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 84年サラエボ、88年カルガリー五輪を連覇。世界選手権も4度優勝した「フィギュアの女王」ことカタリーナ・ビット(旧東ドイツ)は、カルガリー大会の時、5位になった伊藤みどりが女子では公式戦で初めて3Aを決めて会場を沸かせると「観客はゴムまりが跳ねるのを見に来たのではない」と皮肉ったという話もある。

 あれから四半世紀を経た今でも、欧州では「フィギュアはスポーツではなく芸術」なのだ。

 ちなみにソチ五輪女子フィギュアのジャッジ(審判)は次の13カ国(実際のジャッジは抽選で選ばれる9カ国)。イタリア、米国、カナダ、ロシア、フランス、スウェーデン、ウクライナ、エストニア、スロバキア、英国、ドイツ、日本、韓国。開催国のロシアは言わずと知れたバレエ大国だ。

 手足が長い浅田を「ゴムまり」呼ばわりする欧州審判はいないだろうが、3Aで勝負をかけるのは裏目に出るかもしれない。

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