評論家、OBも太鼓判! バレンティン「今季は70発」の根拠
そもそも昨季も、WBCで左足を肉離れしたため、開幕は二軍スタート。開幕13試合目にようやく一軍復帰したにもかかわらず、130試合出場で60本ものホームランを打った。5月に一度、登録抹消されたとしても、何ら影響はないだろう。むしろ、女房とのイザコザが解消されれば精神的にもスッキリするはず。一説には「3億円」ともいわれる慰謝料を払わないといけないわけで、「バカスカ打ってカネを稼ぐぞ!」といつも以上に高いモチベーションを持っているだろうから、チーム内からも「今年のココ(バレの愛称)はむしろ、大爆発するんじゃないか。記録更新だってありますよ」という声が聞かれるのだ。
■カモの巨人移籍も追い風
「それに……」とヤクルトOBが付け加える。
「昨季、バレが苦手にしていた投手がパ・リーグに移籍した。代表的なのがスタンリッジ(阪神→ソフトバンク)と中田賢一(中日→ソフトバンク)です。スタンリッジには3打数無安打、中田とは7打数1安打で打率.143、1本塁打。打てなかった投手との対戦が減るのはプラスです。一方、打率.417、4本塁打(対戦投手の中で最多)とカモにしていた大竹寛が広島から巨人に移籍。狭い東京ドームでの対戦が増え、さらに本塁打数が増えるかもしれません」
グラウンド外での醜聞はある程度、ケリがついた。今季は昨季以上に神宮を中心に、大砲助っ人のドデカい花火が見られるに違いない。