ソチ五輪 浅田真央に金メダルを引き寄せる「青」のジンクス
最後のソチ五輪は勝負カラーで挑む。
女子フィギュアで金メダルを狙う浅田真央(23)は、今季のフリー演技で紺の衣装を身にまとっている。この色を選んだのはフリーの振り付けを担当しているタラソワ氏。浅田はすぐにこのネイビーブルーの衣装を気に入ったという。
女子フィギュアは98年の長野五輪(タラ・リピンスキー)から前回のバンクーバー大会(キム・ヨナ)まで、金メダルを取った選手の衣装は色の濃淡はあってもすべてブルー。4大会連続で同じ色の衣装を着た選手が表彰台の真ん中に上がっているのだから、単なる偶然とは思えない。
色彩造形心理セラピストの篠田秀美氏がこう語る。
「ブルーの色は集中力が増し、平常心を保つことができます。いつも冷静になれる色で、黄色人種の日本人にはとても合う。白い氷の上で姿はくっきり、顔は白くきれいに見えます」
ライバルのキム・ヨナ(23)は今季のフリー衣装は黒。ショートプログラム(SP)は黄色だ。ちなみにキムのSPの衣装については韓国のネット上で「たくあん色はやめろ」と大きな騒動になった。「黄色やオレンジ色の衣装というのは小麦色の肌の人に合いますね」と前出の篠田氏は言う。