パンク寸前…楽天・松井裕樹に心配な「評論家」の指導攻勢
今から心配になってくる。
31日に久米島入りした楽天の松井裕樹(18)。「新人の中で自分一人が一軍に来ている。早く溶け込みたい。この時季に沖縄に来たのは初めて。この時季に(暖かくて)体が動くのは不思議。その分、練習を頑張りたい」
と意気込みを見せた。
そんな松井に懸念されるのが評論家による指導攻勢だ。
ある球団関係者が「すでに松井のスケジュールはパンク寸前」といってこう続ける。
「評論家を使った対談などの取材依頼が殺到しているので、そちらをさばくので手いっぱいなんです。スポーツ紙や一般紙などからも取材申請は来ているのですが、どうしても評論家優先になってしまう。記者のインタビューなども受けたいのはやまやまですが、時間すら取れないので断らざるをえないのです」
知名度だけなら今季の新人ナンバーワン選手。アドバイスを送りたくてうずうずしている評論家もいるという。フォームや配球など、有意義な助言もあるだろうが、評論家の皆が皆、同じ意見だとは限らない。寄ってたかっていろんなアドバイスをされれば、松井のアタマはパンクしかねない。
1年目の斎藤佑樹がまさにそうだった。球団も斎藤を心配して、「評論家全員の言うことを聞く必要はない。聞き流すのも大事だ」とくぎを刺していたという。星野監督もアタマが痛い。