達観? ゴジラ松井フィーバーに平然の原監督に周囲も感心

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 白石興二郎オーナー(67)が7日、宮崎春季キャンプを視察した。練習前に全員を集め、「原監督から『このキャンプは実力至上主義の厳しい競争になる』と聞いている。チーム一丸となってリーグ制覇、そして日本一に向けて頑張って欲しい」と訓示。臨時コーチを務める松井秀喜(39)や、同じ日に巨人を訪問した新任の熊崎勝彦コミッショナー(72)と何やら話し込む場面も見られた。

 その白石オーナーは先月、松井に関して「ゆくゆくは監督として率いてくれることを切望している。その気持ちに変化はない」と話している。球団幹部は松井監督待望論を隠していない。「オーナーからは改めて早期の現場復帰の要請、コミッショナーからは侍ジャパンの入閣打診だろう」とマスコミは色めき立った。

 実際、熊崎コミッショナーは「最高のチームで臨むには、松井さんとか若手のリーダーにスタッフになってもらって協力してもらいたい」と侍ジャパンで臨む今秋の日米野球に向けて、協力を要請したことを明かした。松井は「(侍ジャパンに)協力して欲しいとは言われたけど何ができるか分からない」と困惑気味。白石オーナーとの会話については「雑談です」とケムに巻いた。

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