ダルが故障不安吹き飛ばす32球、順調な回復ぶりアピール
首の寝違えで開幕を故障者リスト(DL)で迎えるレンジャーズ・ダルビッシュ有(27)が順調な回復をアピールした。
レンジャーズは開幕カードのフィリーズ3連戦に備えて30日(日本時間31日)は本拠地「グローブ・ライフ・パーク」(テキサス州アーリントン)で調整。ダルはチームと別メニューで調整し、ブルペンで32球を投げ込んだ。前日にはキャッチボールを再開し、約30メートルの距離で投げるなど、連日の投げ込みで状態の良さをアピールした。
■最短で4・5復帰
今後は4月1日にもブルペン入りして投球練習を行う予定だ。実戦復帰は最短で4月5日のレイズ戦にも可能だが、16日のホワイトソックス戦を最後に実戦マウンドから遠ざかっている。実戦感覚を取り戻すため、マイナー戦に数試合、調整登板する見込み。
レンジャーズはオープン戦終盤になって故障者が続出。ソト捕手、プロファー内野手と主力野手が戦列を離れた。投手ではダル以外にも左のエース・ハリソン、若手左腕のホランドが早々とDL入りし、シーズン序盤は厳しい戦いを強いられる。
復帰後のダルには孤軍奮闘の働きが求められる。