オリ金子「14K」で必要性が疑問視されるプロ野球キャンプ
「もうひとつは、コーチからの強制。いまだに、『肩のスタミナをつけるため、投球フォームを固めるためには、投げ込みが必要』と考える指導者が日本には多い。選手はやらなきゃサボっていると思われる、気が入っていないと思われる、と考える。だから、投げざるを得ない。いずれにしろ、バカらしい話だ」
と喝破している。
そもそもトレーニングは各自で行い、キャンプは技術や連係プレーの確認だけでもいいはず。メジャーではブルペンでの投球数が厳しく制限され、多くても50球の投球練習しか許されない。逆に言えば、それで十分という考え方だ。金子が結果を出せば出すほど、朝から晩まで一緒になって汗を流す旧態依然としたプロ野球のキャンプがバカらしくなる。