予想どおり最下位のヤクルト 「ぬるま湯球団」とファン嘆き節
■カンフル剤を打たなければ…
吉川氏がこう言うのもわかる。オフの補強はFAで中田賢を取り損ね、ナーブソンら格安の助っ人と台湾でプレーしていた右腕の真田だけだった。
「しかも、開幕直後に増渕をトレードに出したけど、そんなのオフのうちにやること。生え抜きの余剰戦力を出すとか、カンフル剤を打たないことには何も変わらない。たとえば武内と飯原とかをまとめて出して、いい投手を取るとかしてほしい。ヤクルトはよく選手を大事にしているとかファミリー体質だとかいうけれど、これじゃあ単なる“ぬるま湯”。球団を持つ資格がないとさえ思ってしまう」
シーズンは始まったばかり。フロントはチームが生き返るような手を打てるか。