松井秀喜が語った 「臨時コーチ」「監督問題」「NYライフ」
――「勉強になった部分」とは。
「教えるのは難しいということですよ、やっぱり。それは十分、理解しました。自分の感じと、選手の感じというのは完全には一致しませんから。特に感覚的な部分は。自分の感覚、自分の言葉で伝えても、それが自分の体には当てはまっても、選手の体に当てはまるかどうかというのはわかりません。その辺は毎日毎日、ずっと見てて、少しずつ感覚が合ってこないと難しいでしょうね」
――これまでに最も影響を受けた監督をひとり挙げてください。
「長嶋監督じゃないでしょうか、やっぱり」
――理由は?
「最も多くのことに影響を受けましたからね。自分が若い時にいろいろなこと、野球選手にとって大事なことを刷り込んでいただきましたから。自分はグラウンド外での接点も多かった。そういう意味で、本当にさまざまなところで影響を受けていると思いますよ」
■「監督をやりたいと思ったことはない」
――原監督にはどんな印象をもっていますか。