巨人・原監督の“配置転換” 打撃コーチ陣にも恐怖の連鎖?
■併殺打は12球団最多の50個
規定打席に達している7選手の中で打率3割を打っているのは、アンダーソンと片岡の2人だけ。首位打者に立つそのアンダーソンは足を痛めて14日に抹消された。ここまでの併殺数は、12球団最多の50個。バッテリー部門の配置転換がなくとも、原監督が爆発するのは時間の問題とみられていたのだ。
「当たりそのものは良くなかったけど、ああいう結果になるとね。本人にとってもチームにとっても明るいですね」
試合後、結果的に逆転打となった九回の村田のポテンヒットをこう振り返った原監督はしかし、それまでの攻撃については「残塁が多い。ここというところで(ヒットが)出ない。最後につながって3点取れたのは良かったけれど」と厳しい表情で注文をつけた。
巨人には一、二軍を合わせて6人もの打撃コーチがいる。経験者を含めれば、その数は8人に達するから、代わりはいくらでもいる。