ダル「選んでもらえるなら観光に」…注目される球宴への姿勢
レンジャーズ・ダルビッシュ有(27)が球宴出場に関して注目発言である。
監督推薦、選手間投票での選出が有力視される中、登板に消極的な姿勢を見せたのだ。地元紙「ダラス・モーニング・ニュース」など複数の米メディアが26日(日本時間27日)に報じたところによれば、球宴で登板する可能性を聞かれたダルは「NO」と英語で答えた後、通訳を通じて「選んでもらえるなら観光に行きたい」と冗談交じりに話したという。
ダルの次回登板予定は28日のツインズ戦。ローテーション通りなら、7月13日のエンゼルス戦が前半戦最後の登板となり、2日後に球宴のマウンドに上がるのは不可能だ。
一昨年までは故障防止のため、前半戦の最終戦に登板した投手は球宴での投球を規定で禁止されていた。その規定は昨年、変更され、本人が希望すれば、登板が可能になった。ダルは過去2年連続で選出されながら、ローテーションの関係で登板を免除された。が、今年、ワシントン監督はファンサービスのためにも「1イニング、20球程度なら問題ない」と登板させたい意向を明かしている。
中1日では確かに厳しいとはいえ、3年連続で登板しなければ、ダルの姿勢が問題視されそうだ。