セペダに続き…巨人がそれでも「キューバ」にこだわる不思議
巨人がフレデリク・セペダ外野手(34)に続き、キューバから19歳右腕を獲得するという。キューバの地元紙は、巨人が先月、首都・ハバナで投手の入団テストを行ったと報じていた。
名前はヘクター・メンドーサ。無名ながら、190センチを超す長身で150キロ近い速球が武器という触れ込みだ。
原沢GMは「編成のことは何も言えない」と口をつぐんでいる。中南米野球事情に詳しい球界関係者は、「巨人はヒメネスとかルイスとか、キューバ代表や所属チームのエース級を狙っていたはずですが……」と、こう続ける。
「キューバのエース級を要望していたのは原監督でしょう。現地では巨人の関係者が立ち会って主戦級と若手を別の日にテストしたといいます。若手はキューバ連盟が推薦する投手で結局、主力はダメで若手ならOKとなったようです。まだ実績はないけど、期限内の7月中の移籍なら、育成契約ではないでしょう」
肩痛で離脱していた内海が14日のヤクルト戦で復帰したが、四回途中3失点でKO。13日の阪神戦に先発した沢村も、関本に代打満塁弾を浴びて七回途中5失点でKOを喫した。先発陣の駒は揃っているとはいえ、原監督には不安があるのかもしれない。