セペダに続き…巨人がそれでも「キューバ」にこだわる不思議
原監督はこれまでセペダの起用法に散々、気を使ってきた。12日に二軍に落としたものの、ようやく築いたキューバとの関係に配慮したからだ。どうせ起用法に気をもむなら、今度こそ活躍してくれる助っ人が欲しいというのが本音だろう。だからこそ代表のエース級に白羽の矢を立て、後半戦の秘密兵器にするはずだった。
が、獲得のメドが立ったのは無名の19歳。いきなり戦力になればまだしも、育てながら起用法にも配慮しなければならないというんじゃ、セペダ以上にやっかいだ。巨人はそれでも、キューバ人助っ人にこだわるつもりかと、クビをひねりたくもなるのだ。