フレッシュ球宴で大暴れ プロ野球界に“動ける巨漢”旋風か

公開日: 更新日:

 17日に長崎県営野球場で行われたフレッシュオールスター。プロ野球の次代を担う新人選手中心のこの球宴で、「巨漢選手」が所狭しと暴れ回った。

 イースタンの5番に座った「アジャ」ことロッテの井上(25=身長180センチ、体重115キロ)が初回の2点本塁打と八回に放ったこの日2本目となる決勝アーチで最優秀選手(MVP)に輝けば、「おかわり二世」と呼ばれる西武・山川(22=176センチ、105キロ)も初回の同点適時打と第2打席の2ランで優秀選手賞を獲得。ウエスタンから選ばれたもうひとりの優秀選手賞も、2ランを含む2安打を放った「岡山のイ・デホ」ことオリックス・奥浪(18=176センチ、95キロ)が受賞した。

■3年後には一軍定着

 今回のフレッシュ球宴では、彼ら以外にもスタメンに名を連ねた西武・森(18=170センチ、80キロ)、広島・美間(20=177センチ、80キロ)ら、お世辞にもアスリート体形とは言えない選手が安打を放つなど存在感を見せた。

 プロ野球オールドファンは「巨漢」といえば、現役時代の最高体重が130キロ強だった元南海・香川らを思い浮かべるはずだが、今の巨漢は違う。西武の本家おかわり・中村を筆頭に横の動きが俊敏で足も速い。いわゆる「動ける巨漢」だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…