有象無象が群がる中…錦織圭の快挙を間違いなくあの男が利用する
狂騒は次から次へと、宿便のように出てくるだろう、錦織圭全米準優勝の余波。
「子どもの頃、圭ちゃんと遊んだ」「圭ちゃんの通っていた、たこやき屋の隣に住んでいた」「誕生日に圭ちゃんがメールをくれた」
それへ群がるテレビカメラと身の程知らずにも「報道陣」などと自称するデバガメども。
「卒業文集で圭ちゃんと同じだった」という同級生がたくさんいるのは当然としてもだ。圭ちゃんが小学生の頃、家庭教師だったという現役大学生が現れても、おまえいまだに大学生かい!と取材するテレビ局側も気付かなかったり、中学校の前にある文房具屋のおばさんが各局はしご出演して、「とってもしっかりした、芯の強い、一度決めたことは決して曲げない、口数は少なかったけど、根性のある、明るい子でした」とか、自分はものすごい口数でしゃべり散らかしたりした後、「で、謝礼は?」と交渉したりするのだ。我も我も我も我も我も我も我も行列を成して、
「やった~圭ちゃん!」
「圭ちゃんキャ~!」