PS進出かかる青木と岩隈 2人を待ちうけるオフの“明暗”
今季も日本人選手所属チームがポストシーズンに進出しそうだ。青木宣親(32)のロイヤルズ、岩隈久志(33)のマリナーズの2チームだ。
ロイヤルズは80勝65敗の勝率5割5分2厘で2位タイガースとは0.5ゲーム差ながらア・リーグ中地区首位に立っている。マリナーズは西地区を制するのは厳しいものの、ワイルドカード(地区優勝以外の最高勝率2チーム)争いでは首位アスレチックスとは0.5ゲーム差の3位。残り17試合で逆転も可能な位置に付けている(11日終了時)。
青木はここまで116試合に出場して打率2割6分7厘、岩隈は25試合に登板して14勝7敗、防御率3.11。ともに今季限りで契約が切れるが(岩隈は来季球団に選択権のあるオプション)、オフには明暗がくっきり分かれる。
■青木の評価は「Bランク」
「マリナーズは複数年契約を提示するのは当然で、日本人投手では田中(ヤンキース=約22億円)に次ぐ高給取りになるでしょう」というのはスポーツライターの友成那智氏だ。