菅野が腰違和感で緊急降板、登録抹消も…巨人はCSに暗雲
巨人に緊急事態が発生した。最多勝を狙って昨2日のヤクルト戦に先発した菅野智之(24)が初回に腰を痛め、二回を投げ終えたところで降板したからだ。
明らかにおかしかった。3点の援護をもらいながら、二回は直球が130キロ台に落ちた。大量に汗をかき、マウンド上で「ヤッベー」とつぶやく姿があった。二回2死一塁で川口投手総合コーチがマウンドへ向かい、状態を確認。防御率2.33はリーグトップということもあり、わずか38球で三回のマウンドには上がらず。四回終了時にはクラブハウスに引き揚げた。
阪神メッセンジャーの13勝に1勝差。原監督は当初、5日の広島との最終戦に中2日でリリーフ登板させることも想定していたが、腰は右手中指の故障で二軍調整中だった8月終わりに痛めている。原監督は試合後、「ちょっと投げない方がいいだろうと。登録抹消? 順当ならばそう。自分からか、ベンチからストップ? どっちでも関係ないでしょう」と二軍で完治させる方針を示した。
■両シリーズの「開幕投手」を失うダメージ