キューバ若手が続々亡命 ベテランに大金積む日本球界の悪癖
■つかまされるのはロートルばかり
メジャーにとって、飛び抜けた身体能力を持つキューバの若手野手はダイヤの原石。確実に化けることが分かっているから、巨額の投資を惜しまない。
キューバの若手野手もそんな事情を知っているだけに、アメリカンドリームを夢見て命懸けで海を渡る。
若手野手の相次ぐ亡命のため、キューバの国内リーグのレベルは年々下降気味という話もある。要するにキューバの国内リーグでプレーしているのはピークを過ぎたベテラン、昔の名前でプレーしている選手なのだ。
それでも、いまだキューバ政府に頭を下げ、言いなりで今年以上の大金を積もうとしているのが日本球界。デスパイネ(28)やグリエル(30)といった年寄りに4億、5億ものカネを払うつもりらしいからバカげた話だ。