金子、大谷、前田健 メジャー選手が語る“お世辞抜き”の評価

公開日: 更新日:

「僕は2度対戦して打てなかった(投ゴロ、三ゴロ)から、大きなことは言えない。でも、確かにチェンジアップは凄くよくて、バッターがバランスを崩されていた印象はあるが、速球や他の球種は特別素晴らしいとは思わない。メジャーにも変化球が多彩な投手は何人もいるから。何度も対戦したら今回と同じ結果にはならないと思う」

 14日の試合で金子からバックスクリーン右に2点本塁打を放った今季ナ・リーグ首位打者、J・モーノー(33=ロッキーズ)もこう言う。

「本塁打を打てたからというわけではないが、彼(金子)はパワーで押してくる投手ではないから、狙い球さえ絞れば対応できるかな。ボクはそれで打てたわけだから。他の打者もベストな状況とはいえない中で、いい当たりを見せていたよね。全体的な投球を見ていい投手であることは間違いないが……個人的な印象としては、その翌日(15日)に投げた若い先発投手(則本)の方がいい投手だと思う。彼は狙い球を絞っても(バットの)芯を外される。速球にも力があって、ボールが“生きている”。カネコより、ノリ……モト? あの若い投手が今回の日本の投手陣の中ではベストだね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…