韓国で投手2冠 ソフトB新助っ人バンデンハークの潜在能力
とは、韓国野球に詳しいスポーツライターの室井昌也氏。
「196センチの長身から角度のあるボールを投げるパワー投手。速球は大半が150キロ前半、スライダーも鋭く落ちる。サムスン1年目の昨年は7勝に終わったものの、同球団でインストラクターを務めていた元巨人の門倉健氏と二人三脚でフォーム修正に取り組んでいた。昨季の韓国シリーズでは今季の活躍は間違いないといわれるまでになった。自らのスタイルを貫こうとして持論を曲げない外国人選手は少なくないけれど、バンデンハークには順応性、柔軟性がある。奥さんも美人でよく韓国マスコミに取り上げられるが、本人は嫌な顔ひとつせず笑顔でツーショットに応じ、ポーズを決めるなどおちゃめな性格でもある。ソフトバンクの明るいチームカラーにも馴染めると思うし、ヤフオクドームという広い球場で打線の援護もあるだろうから、大きなケガなく1年間ローテを守れば、少なくとも10勝はできるとみています」
今年の日本一チームのあくなき補強。工藤新監督は1年目から結果が求められる。