韓国で投手2冠 ソフトB新助っ人バンデンハークの潜在能力
ソフトバンクが松坂大輔に続く大型補強だ。
今季、韓国サムスンで防御率、奪三振の2冠を獲得、シリーズ制覇に貢献した右腕のリック・バンデンハーク(29)との契約が合意に達したという。
今季は13勝4敗、防御率3.18。180の三振の山を築き、奪三振率は驚異の10.61。「打高投低」の韓国野球で、防御率は2位の金広鉉(SK=3.42)を大きく引き離した。
メジャー6年間で通算8勝11敗と平凡な成績ながら、オランダ代表として09年WBCに出場した経験もある。某球団の渉外担当が言う。
「ソフトバンクの条件は2年総額で4億円程度だろう。巨人が韓国に視察に訪れ、助っ人投手として上位にリストアップするなど、ウチも含めて複数球団が調査していた。ソフトバンクが参戦したことで年俸が高騰した感もある」
莫大な資金力を誇るソフトバンクならでは、といったところだが、果たしてカネに見合う活躍ができるのか。
「能力は高く、人間性も優れている」