青木は“残留消滅”も引く手あまた イチローよりなぜモテる?

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 ロイヤルズからFAになっている青木宣親(32)に興味を示す球団が日増しに増えている。

 そのロイヤルズが15日、アレックス・リオス外野手(33=レンジャーズFA)と契約に基本合意し、青木の残留の可能性が事実上、消滅したものの、これまでにレッズ、オリオールズ、メッツ、ジャイアンツら複数のチームが獲得に前向きな姿勢を見せた。今季のア・リーグ本塁打王(40本)のクルーズ(34=前オリオールズ)を獲得するなど積極的な補強を進めるマリナーズも、右翼の候補としてリストアップしたという。

 そこへいくと、さっぱりお呼びがかからないのが、同じ右翼手のイチロー(41)だ。

 代理人であるジョン・ボッグス氏は「各球団は年齢を見るのではなく、今季2割8分4厘を打ったこと、外野すべてを守れることを見てほしい」とアピールしたが、イチローが相手にされないのは本当に「年齢」だけが原因なのか。

 ともに1、2番タイプの青木とイチローを比較すると、打者としての力の差は歴然だ。今季は打率(青木は2割8分5厘)こそほぼ変わらないものの、リードオフマンに求められる出塁率は青木が3割4分9厘に対してイチローは3割2分4厘。長打率でも青木が3割6分とかつての安打製造機イチロー(3割4分)を上回った。

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