アジア杯初戦直前 アギーレ日本の不安材料は「左MF・香川」
「懸念材料は“左”にある」と前出・六川氏。
「左MF香川は所属ドルトムントでも不調をかこっており、日本代表でもパフォーマンスは低調のまま。守備力のある今野が主軸となる可能性もあります。左MFが固定できないと3トップの左、左SBとの連係面にも支障をきたすでしょう」
実はアギーレ体制後の全6試合に出場。3トップの中央でプレーしたFW岡崎にも不安材料アリだ。アギーレ監督は、1次リーグで身長185センチFW豊田を積極的に試そうと考えており、岡崎は出番減が予想されているからだ。
「岡崎は基本的に能天気キャラだが、出番がなくなるとベンチでふさぎ込み、周囲をゲンナリさせてしまうタイプ。悪影響を及ぼさなければいいのですが……」(現地取材の専門誌記者)
セスノックでの直前合宿1日目(3日)。練習前にアギーレ監督が「我々はバカンスに来たのではない。王座を防衛する気持ちのないヤツはプールに入ったり、日光浴をすればいい」と語気を強めた――と日本のスポーツ紙が大々的に報じた。