「終わったこと」 オリ中島裕之“屈辱の2年”振り返りを拒否
――アスレチックスではレギュラーを期待されながら全く結果は出せなかった。振り返ると、何がよくなかったと思いますか?
「(ちょっと考えて)う~ん、とても一言では言えませんよ。ほんと、いろいろとありましたから。あんまり振り返りたくもないですし。首脳陣の見切りが早かった? (また考えて)う~ん。でも、それを言ってもしょうがないでしょ。それに今さら細かいことを言いたくはないんです。もう終わったことですし、口に出して言う必要はないと思うんです。その辺は」
――2年間で一度もメジャーでプレーできなかった。移籍したことを後悔している?
「それはないですよ。西武の頃から『このままずっと西武で普通にプレーしていて、自分が成長できるんかな』とはずっと思っていました。実際、向こうでいろいろなことを経験させてもらいました。今後、日本でプレーしていくうえで、この経験は生きると思います」
――米国での経験が「生きる」というのは、忍耐とか我慢? それとも、マイナーで得た技術的なこと?