ロサリオまで離脱…まるで呪われている広島助っ人外国人
またひとり、グラウンドからいなくなった。8日、広島のロサリオ外野手(25)がダウン。前日から頭痛や発熱、腹痛の症状を訴え、病院で診察を受けたところ「急性虫垂炎」と診断された。現在は投薬のみで、手術や入院の予定はなし。キャンプ復帰時期も今後の経過次第だという。
病気だから仕方ないにせよ、首脳陣からすれば「またか……」という心境じゃないか。左の中継ぎとして期待された109キロの巨漢ザガースキー(32)は、4日の守備練習中に右足首を負傷。靱帯損傷で全治3週間だ。さらに7日は抑え候補のヒース(29)がインフルエンザに感染。トドメといわんばかりに、昨季出場数は69試合ながら14本塁打、49打点、打率.336の好成績を残したロサリオまでも離脱した。
いずれも期待されている助っ人外国人が立て続けにアクシデントに見舞われたのだ。今季は黒田復帰、マエケン残留でリーグ制覇を狙っている広島。せめて「シーズン中ではなくキャンプ中でよかった」と思うしかないが、とりあえずおはらいでもした方がよさそうだ。