右肘手術のダルが心境吐露 私生活では山本聖子のサポートも
「(靱帯を痛める)前よりもいいピッチャーになって帰ってきたいなと思う」――。
右肘靱帯損傷で17日にトミー・ジョン(腱の修復)手術を受けたレンジャーズ・ダルビッシュ有(28)が22日(日本時間23日)、術後初めて取材に対応し、現在の心境を明かした。
手術は予定よりも早い約1時間半で終了し、医師からは「『やれることは全てできた』と言われた」と順調だったと話した。
球団からは当初、本拠地テキサスでのリハビリを勧められたそうだが、自らの希望でキャンプ地アリゾナ州サプライズに戻った。現在は痛みもなく、キャンプ施設では連日ギプスを外して消毒した後に10~15分程度、右指を動かしているという。
日常生活では右腕は動かせないそうで「もちろん不便。箸を使うこともできない。寝づらかったりするが、彼女とかに助けてもらっている」と交際中でレスリング元世界女王の山本聖子さんのサポートを受けているとプライベートも披露した。
ダルは開幕後、本拠地でリハビリを続け、来年5月の復帰を目指す。今後は長くて苦しい毎日が続くものの「1年かけてしっかり(した状態で)戻りたい」と明るい表情で話した。