GMも骨抜き…阪神の編成を牛耳る球団トップの“独裁体制”

公開日: 更新日:

 GMといえば、11年まで球団本部長であり、編成部長も兼ねていた沼沢正二氏は12年から電鉄に籍を移し、日本野球機構(NPB)事務局に異例の出向となった。昨年はついに球界を離れ、電鉄本社(総務部)に戻った。

 前出の関係者が言う。

「沼沢さんは野球をよく知っているし機転もきく。セ・リーグの理事長時代は、難しい調整役もこなしていました。我々他球団のフロント陣も、『南さんの後は、いずれ有能な沼沢さんが社長になる』と思っていたのですが……」

 阪神は今季、主力に故障者もいないのにもっか最下位。球団創設80周年の今年も優勝できなければ、球団トップの責任問題が一気に噴出する。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”