セ最多セーブのDeNA山崎 “守護神”の原点になった母への花束

公開日: 更新日:

 新人ながら開幕から抑えに抜擢され、リーグ最多の17セーブをマーク。5月だけで9セーブを荒稼ぎし、月間新人記録に並んだ。首位を走るチームの大きな柱になっている。

■中畑監督評

「当初は先発で起用したが、最初から抑えでと思っていた。(リリーフ登板の)オープン戦2試合目でカッコいいと思って3試合目で抑えに決めた。ボールも躍動感もあって、説得力が大アリだったね。アイツが死にかけたら、ウチはボロボロになる。1点差ゲームが怖くなる。最高の防波堤だ」

■インステップ

 本人いわく「3足分くらい内側に入る」という、左足をクロス気味に踏み出して投げる独特の投法。高田GMの評価の決め手のひとつになったのが独特な球筋だった。

「ツーシームがストレートの球速とあまり変わらず落ちて空振りが取れる。強いて言うなら、村山実さんのシュート気味に落ちるフォークに近い。ああいうボールの軌道はなかなかない」(高田GM)

 亜大時代にステップを修正しようとマウンドに石やコーンを置いて練習したこともあったが、

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動