セ最多セーブのDeNA山崎 “守護神”の原点になった母への花束
新人ながら開幕から抑えに抜擢され、リーグ最多の17セーブをマーク。5月だけで9セーブを荒稼ぎし、月間新人記録に並んだ。首位を走るチームの大きな柱になっている。
■中畑監督評
「当初は先発で起用したが、最初から抑えでと思っていた。(リリーフ登板の)オープン戦2試合目でカッコいいと思って3試合目で抑えに決めた。ボールも躍動感もあって、説得力が大アリだったね。アイツが死にかけたら、ウチはボロボロになる。1点差ゲームが怖くなる。最高の防波堤だ」
■インステップ
本人いわく「3足分くらい内側に入る」という、左足をクロス気味に踏み出して投げる独特の投法。高田GMの評価の決め手のひとつになったのが独特な球筋だった。
「ツーシームがストレートの球速とあまり変わらず落ちて空振りが取れる。強いて言うなら、村山実さんのシュート気味に落ちるフォークに近い。ああいうボールの軌道はなかなかない」(高田GM)
亜大時代にステップを修正しようとマウンドに石やコーンを置いて練習したこともあったが、