テニス錦織よりヤンキース田中が多く稼いでいる“不思議”
え? と思ったファンも多いのではないか。
10日に米経済誌フォーブスが15年度版スポーツ長者番付ベスト100を公開した。1、2位は5月に「世紀の一戦」を行ったボクシングのメイウェザーとパッキャオがそれぞれ3億ドル(約368億円)、1億6000万ドル(約196億円)。その下の選手と金額を見ていくと2人の日本人がランクインした。
ヤンキース田中(26)は年収2300万ドル(約28億円)で58位。男子テニスの錦織(25)が、1950万ドル(約24億円)で92位だ。
このランキングは年俸や賞金額に、各種スポンサー料やメーカーとの契約金を含めた額。世界中を転戦する錦織は賞金額こそ約5億5000万円だが、アディダスやユニクロなど多くのメーカーと総額約18億5000万円の契約を結んでいる。
田中は13年オフにヤンキースと7年契約を結んでいるので、何もしなくても20年まで毎年2200万ドル(約27億円)もの年俸がもらえる。その他の収入はおよそ1億円だ。