巨人がまた金満補強 候補はフランシスコなみの“食わせ物”
巨人の新外国人候補が、8日のスポーツ紙に一斉に報じられた。日刊ゲンダイが1日に報じた通り、レッドソックス3Aのカルロス・ペゲロ(28)である。米球界関係者がこう言う。
「昨季3Aで30本塁打の左の大砲外野手。ただ、問題があって……。マリア夫人が当時マリナーズのチームメートで大エースのヘルナンデス夫人から、約2000万円ものカード詐欺をはたらき、実刑を食らった前科があるんです。ペゲロに関しては、阪神なども調査していたが、このことがあるから、どこも二の足を踏んでいるんです」
■1億4000万円をドブに捨ててもお構いなし
8日のヤクルトとの試合前、東京ドームで報道陣に対応した巨人の堤辰佳GM(49)は「ペゲロ獲得? 全然決まっていない。一斉に報道が出て戸惑っている」とこう続けた。
「リストにあるのは事実だけど候補は複数いる。調査しているということ。ワン・オブ・ゼムで、ペゲロもいるよという話。(右、左や内、外野は)こだわっていない。とにかく打力。(前科がある)奥さんがネック? 共犯じゃないし、まあギリギリですね。戦力が欲しいので。必要なパーツを埋めてくれるのであれば、それ(打力)を重視する時期。(新外国人選手を)取らないという選択肢は可能性としては低い。球宴前に決めるとはならなそうだけど(移籍期限の)7月中には決めたい」