巨人がまた金満補強 候補はフランシスコなみの“食わせ物”
ペゲロは候補者のうちのひとりと強調したものの、夫人のことにまで突っ込んで言及した。意地でも誰かしらの助っ人を連れてくる構えである。
巨人は4月の終わりにも左の大砲ホアン・フランシスコ(28)を獲得したが、これがとんでもない“食わせ者”だった。守っては拙守を連発し、打っては5試合で11三振の「空砲」。二軍落ちすると、今度は痛いかゆいで練習にもほとんど参加しないありさまである。打てない、守れない、チャランポランの三重苦。途中加入のこんな助っ人に巨人は年俸1億4300万円もの大金を払った。
デビュー前、獲得に携わった球団関係者は「シーズン途中で獲得できる最高レベル。とにかく打球が飛ぶ。あれ以上の選手なんていません」と自信を見せていたが、フタを開けてみれば、史上まれに見る“ポンコツ”だった。これに懲りることなく、同じような大砲を狙っているというのだから、異例中の異例。恥も外聞もなく、チーム打率12球団最低の貧打解消のためならカネは惜しまない。金満球団の本領発揮である。
■混セ脱出でモノを言うのは結局カネなのか?