巨人はゾッコンも…注目の創価大・田中は「日ハム志望」情報
「現時点でもプロのローテーションでやれるくらいの即戦力。来年の本物の目玉になる」
巨人の山下スカウト部長がこう言ってベタボメした大学生右腕が、海の向こうでもその片鱗を見せている。
来年のドラフトの目玉である田中正義(創価大3年)が、韓国・光州で行われているユニバーシアード夏季大会の対韓国戦(6日)で九回の1イニングに登板。2安打されたものの、150キロ台の速球を連発して2三振を奪った。
6月29日に行われたユニバーシアードの壮行試合でプロの打者相手に7者連続奪三振、一躍、脚光を浴びた。そんな田中にゾッコンなのが巨人だという。
計算の立つ先発投手は菅野(25)ひとり。開幕から好調だったルーキーの高木(25)も、6月以降は5試合に登板して0勝3敗と精彩を欠いている。若手即戦力の補強は急務だけに、スカウト部長が今からヨダレを垂らすのももっともなのだ。
しかし、だからといって、巨人が来年秋のドラフトで獲得できるとは限らない。