早実4強 清宮は桑田以来の1年生2発、打率では清原超え
同じPL学園の清原和博は1年夏の甲子園6試合で打率.304、5打点、1本塁打。清宮は数字上では清原を超え、桑田に肩を並べたわけだ。
3回戦の東海大甲府(山梨)戦で待望の初本塁打。3安打5打点の活躍でチームをこの準々決勝に導いたが、この日の一発は格別だったようだ。
「ライナーというのは自分らしい打球。この間の試合(東海大甲府戦)より、打った実感があった」と笑顔を見せた。
この日は通常より40分早い6時20分に開門となった。4試合連続で午前8時開始の第1試合。6時前からチケットを求める列が阪神甲子園駅まで延びるのが恒例の光景となった。
1年生の活躍に引っ張られた早実は6番・富田の2打席連続本塁打など、長打攻勢で四回までに6点。七回にも清宮の二塁打で広げた好機を生かして2点を加点。先発したエース・松本が5安打1失点で完投勝利を挙げた。
19日の準決勝も第1試合が決定。早実は異例の5試合連続“朝イチ”試合で決勝進出を目指す。