“因縁”寺田初先発、由規も合流へ 巨人の“鬼門”はヤクルト戦

公開日: 更新日:

 広島に連敗し、重い足取りで24日に帰京した2位巨人。優勝を占う上で今後のポイントになるのは3位ヤクルト戦だろう。残り9試合と一番多く、今日25日から3連戦を行う敵地・神宮で5試合も残しているからだ。

 今季10勝6敗と勝ち越しているヤクルト戦も、神宮となると2勝4敗と分が悪い。その上、エース菅野がプロ入り3年間で5戦3敗といまだ勝ったことがない。原監督の頭痛の種でもあるのが、このヤクルト戦なのだ。

 そこへ、あの剛腕が帰ってくるという情報が、巨人陣営に嫌な汗をかかせている。ヤクルトの最速161キロ右腕・由規(25)のことである。

 去る22日に二軍の練習試合で3カ月半ぶりとなる実戦登板。2イニング32球を投げ無安打無失点。最速147キロをマークし、次回は先発予定という。右肩痛で11年9月3日の巨人戦を最後に一軍登板から遠ざかる。13年4月に右肩を手術した由規は「今年中に一軍で投げたい」と熱望。来月にも一軍に合流する可能性が出てきたというのだ。

 巨人のチーム関係者がこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…