07年の“強奪”再現 巨人「大補強リスト」に載る大物5人の名前

公開日: 更新日:

 それが誰かといえば、中日のルナ(35)だ。10日現在、リーグ4位の打率・303。2年総額4億円超の大型契約は今季で終了する。来季は球団側に選択権があるものの、超シビアな落合GM体制では高額年俸がネックになっている。中日関係者が言う。

「ルナ側は年俸2億円からの大幅アップとさらなる複数年契約を望んでいる。来季は36歳で迎えることもあり、中日では金銭的にも年齢的にも厳しい状況。それと、球団内には無理にでも内野のポジションを空け、ドラフト1位の鳴り物入りで入団しながら、伸び悩んで4年目を終えようとしている高橋周平を何とか一本立ちさせたいという声も根強い。ルナとの再契約は流動的です。12年オフにブランコ、ソト、ソーサが一斉にDeNAに移籍したように、去る者は追わない方針もありますから」

■恥も外聞もない補強にひんしゅく買った過去

 別の関係者が話を引き取る。

「ルナはドミニカ人らしからぬ、と言っちゃなんだけど、率先して早出練習をするような性格。他のラテン系選手とは一味違う。外国人選手を束ねるリーダーシップも発揮している。かつて巨人に在籍したラミレスに似ているかもしれない。フリーになれば、巨人をはじめとした他球団が獲得に動くでしょうね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希「開幕メジャー確約なし」のナゼ…識者は《朗希サイドの非常識な要求》の可能性を指摘

  2. 2

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 3

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  4. 4

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  5. 5

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  1. 6

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 7

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 8

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 9

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  5. 10

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース