白熱「日本女子OP」に霞んだ男子「東海クラシック」の録画放送
【トップ杯東海クラシック】
最終日は通算12アンダーで並んだ金亨成(35)と片山晋呉(42)の2人がプレーオフに突入。18番パー4(470ヤード)で行われた2ホール目に残り214ヤードをピンそば1メートルにつけてバーディーを奪った金が、残り180ヤードからグリーン左奥へ外した片山を下して今季初、ツアー通算4勝目を決めた。
男子大会の試合模様は東海テレビとフジテレビ系列28局ネットで録画中継された。放送時間はすでに試合が終わった午後4時5分から5時35分まで。
ちょうどNHKがライブ中継した日本女子オープンの手に汗握る白熱したプレーオフの真っ最中だった。
評論家の河北俊正氏が、「東海クラシックの視聴率が心配です」とこう続ける。
「男子大会の展開はツイッターでチェックしていたから、おおよその行方はわかっていました。だから日本女子オープンのライブ中継が終わってから、どんな内容だったのか男子大会にチャンネルを合わせるつもりでいたのです。ところが、女子大会のプレーオフが延々2時間近くも続いたので、その前に男子大会の放送が終わってしまい見ることができなかった。かねてゴルフ中継はライブ放送にすべきだと感じており、地上波でなくてもBSでもできるはずなのに、不思議なことにテレビ局は一向に変えようとしない。テレビ局はスポンサーの気持ちはよくわかっても、ライブ中継を見たいというゴルフファンの心理をわかっていないようです」