地元W杯の日本躍進を後押しする統括団体の“ソロバン勘定”

公開日: 更新日:

 早くも次回19年日本大会の“本命”の一角に浮上したとの声もある。

 他でもなく今大会初戦で優勝候補の南アフリカを撃破するなど、2勝をマークしたラグビー日本代表のことだ。

 5日、ラグビーの国際統括団体であるワールドラグビー(WR)は3日の1次リーグB組の日本―サモア戦の国内視聴者数が2500万人に上り、W杯史上最多を記録したと発表。07年フランス大会準決勝のフランス―イングランド戦(パリ)で記録した2070万人を大幅に更新した。

 WRのブレット・ゴスパ最高経営責任者(CEO)が、「多くの日本国民が代表チームの戦いぶりに驚き、ラグビーを称賛している」とコメントしたことで、19年の日本大会では日本が大躍進するかもしれない。

 地元開催で日本が勝ち進めば進むほど、テレビ中継の視聴率を稼げる上に、入場料収入にグッズの売り上げも見込める。大会収入はすべてWRが吸い上げる仕組みになっているだけに、統括団体としては日本が8強入りすれば大きな利益を期待できるからだ。

■日本を勝たせるためにあらゆる手段

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動