U-23韓国戦は「コテンパンにやっつける!」くらいの気概で
五輪代表のFW陣について考えてみた。
イラク戦で先制弾のFW久保は、ゴールシーンもそうだったが、サイドからのボールの反応がいいね。点取り屋としての才能を感じる。ただ、局面に応じて「自分からドリブルを仕掛けてゴールに迫る」プレーをもっと見せて欲しかった。
FW鈴木は、確かにフィジカルに恵まれているが、相手とのコンタクトプレーを見ていると「安定した体勢」が取れていない。だからボールをキープするのに四苦八苦してしまう。体幹の強化が足りないのかな? どっしりと構え、前線でのキープ力が増せば、チームメートからの信頼も厚くなり、その結果として好アシストを配球してもらえるようになる。生来のフィジカルと足の速さだけに頼らず、もっと鍛錬しないといけない。
決勝戦を前にチームから離脱することになった、五輪最終予選ノーゴールのFW南野は、点取り屋として能力は十二分に持っているし、技術的な問題も見当たらない。所属クラブで結果を出し、五輪代表の一員として国際試合でゴールを重ねていけば、必ず日本を代表するストライカーになれる。