“3タック”から変身の池田勇太に心配なジャンボの二の舞い

公開日: 更新日:

 プロだから高く評価してくれるスポンサーへ契約を変えるのは当然の話だ。30歳でツアー13勝の実績も評価されている。だがそれだけが理由なら、その昔の尾崎将司のケースと同じだ。

 いまから20年近く前、BSは年間3億円の契約金を尾崎に支払っていたといわれる。ところがタイガー・ウッズが登場すると、5年75億円というクラブ・ボール契約金が世界で話題になった。すると尾崎はBSに「もっとカネを出せ」と迫ったが、無理とわかるとカネを湯水のごとく使う新興メーカーに契約を乗り換えた。しかし、その会社は間もなく潰れ、尾崎もクラブを替えてから不振に陥った。

「プロはクラブ契約を変えると慣れるまでに時間がかかりスランプに陥るケースがある」(関係者)といわれており、長いこと世話になったメーカーに後足で砂をかけるような池田も、尾崎の二の舞いになりかねないわけだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に