由伸監督動かず語らず…巨人キャンプの“主役”は松井秀喜氏

公開日: 更新日:

■松井氏の熱血指導に報道陣大喜び

 こうなると、臨時コーチとして参加している松井秀喜(41)に取材陣の注目がいく。実際、松井が二軍が練習を行う別の室内練習場へ足を向けるや、テレビクルーや報道陣が一斉に大移動。一軍で坂本にアドバイスを送り、片岡には45分間にも及ぶ身ぶり手ぶりの熱血指導を行う姿に報道陣は大喜びだった。

「片岡に指導? 技術的なこと。内容? 忘れちゃった。選手個々に課題は違う。今日は全体を見て気になったことを教えたつもり。明日からはもう少しコーチらしい仕事ができればと思う」

 そう話した松井は「私はあくまでチームのサポート」とクギを刺したが、2週間の滞在中はこんな喧騒が繰り返されるのは確実。静かに自軍を見渡せるなら、これも由伸監督にとっては好都合ではないか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…