長嶋茂雄氏に頭下げ…1月11日の清原容疑者を名球会OB語る
覚醒剤所持で逮捕された清原容疑者は1月11日に行われた「名球会ベースボールフェスティバル2016」に出場。セOB対パOBの試合では2打数2安打と活躍し、ガッツポーズも見せていた。同じパOBとしてベンチ入りしていた西武OBの山崎裕之氏は、当時の印象をこう語る。
「私は清原とは話もしていないし、さほど気にも留めていませんでした。それでも見る限りでは薬物を使っているような、おかしな様子はありませんでした。あまりにお腹が出ていたので気になったくらいですね。ただ、明るくプレーをしていたのが印象に残っています。昔はぶっきらぼうだった男が、本当に明るく楽しそうに野球をやっていた。週刊誌の薬物使用疑惑の報道から2年くらい経ち、いろいろと苦労や我慢もあったのか、人間が丸くなったな、と思っていたのですが……」
イベントでは巨人の長嶋茂雄終身名誉監督に「頑張りなさい」と言われると、差し出された左手を両手で押し頂き、深々と頭を下げた。
かつてのライバルであった野茂英雄がマウンドに上がったときなどは、スマホで撮影。それはさながら、野球少年そのものだったという。
これが最後のユニホーム姿となるのか……。