先輩の前でドンブリ飯3杯 中日・小笠原に早くも大物の風格

公開日: 更新日:

 この日は特守も行った。マウンドの位置で捕手用の防具を身につけ、森ヘッドコーチの繰り出す強襲打の捕球練習。約30分間、計103球のノックを浴びた小笠原は森ヘッドの「今日は終わり」という言葉に、「今日で、ですか?」と青息吐息で返す。同ヘッドに「今日は!」と念押しされるシーンもあった。

 先輩からも少しずつ認められつつあるようだ。

 キャンプイン直前の30日、先輩投手の若松(20)から焼き肉店に誘われた。育成の藤吉(19)ら計5人で20人前の肉を平らげ、小笠原は大盛りご飯を3杯も食べたという。

 若松が言う。

「よく食べる子だなと思いました(笑い)。人懐っこい性格をしてますし、よく話したりイジったりします。しいて言うなら、ガムシャラさ、元気さが加わってくれば、もっといいと思いますね」

 エースの大野は、ルーキーの印象をこう語る。

「見ていてすごい投手だと思います。甲子園の優勝投手ですし、いろんなプレッシャーがあると思いますけど、彼には『戦力になるんだから、焦らず開幕一軍を目指して頑張れ』と伝えました」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  5. 5

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  1. 6

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  2. 7

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  3. 8

    芳根京子《昭和新婚ラブコメ》はトップクラスの高評価!「話題性」「考察」なしの“スローなドラマ”が人気の背景

  4. 9

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 10

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ