“第1号”竜ビシエド活躍 あの大物代理人に他球団が熱視線
24日、中日のビシエドがヤクルト戦の八回に7号満塁弾を放ち、チームを逆転勝ちに導いた。来日初のグランドスラムに「最高のシチュエーションで打てた」とゴキゲンだった新助っ人に、谷繁監督も「一振りで試合を決める4番の仕事」と満足そうだった。
今季ここまで、打率.366、7本塁打、20打点。打率、本塁打はリーグトップで打点も2位。このビシエドの活躍により、ある大物代理人が注目を集めている。
「スコット・ボラス氏です。氏は160人近い選手を抱え、米フロリダに自前の練習施設を持つ。その施設のマネジャーは、03~08年まで中日、広島でプレーしたアレックス。落合GMが監督時代に選手だったという縁もある。ビシエドはアレックスから日本野球を学んで来日した。中日は、編成を兼務する森ヘッドが13年オフにチームに復帰して以降、太いパイプを持つドミニカルートで直接助っ人を獲得してきただけに、代理人を介した契約自体が異例です」(放送関係者)
ボラス氏といえば、松坂大輔、中島裕之らがメジャー挑戦した際に代理人を務め、中島とは今も契約を結んでいる。