体調不良も楽々V トンプソンの“別格スイング”をプロ分析

公開日: 更新日:

 豪快なプレースタイルでギャラリーを楽しませたが、トンプソンの体調は万全ではなかった。大会2日目以降は微熱が続いた。

 前週は米ツアーに出場し、来日は3日午後。そのまま都内で行われた前夜祭に出席し、時差ボケに悩まされながらも翌4日のプロアマに出場した。

 大会期間中はプレー後に300人ほどのギャラリーにサインをして、7日にはプレー後に会場近くのゴルフショップでスポンサーイベントに参加するなど、過密スケジュールだった。

 それでも4日間で2イーグル、17バーディーを奪ったのだ。

「2日目が終わって疲れが出て、体が限界だった。(最終日は)自分のゴルフができなかった。疲れはあるが、(パープレーは)そのせいにはしたくない。かみ合わせが悪かった。最終日は4アンダー、5アンダーで回れればと思っていた」(トンプソン)

 米ツアープロの感覚では会場のコース設定なら17アンダーか18アンダーまで伸ばさなければ勝てないと読んでいたのだ。

 しかし、2ケタアンダーまでスコアを伸ばした日本ツアーメンバーは渡邉彩香ただひとりだけ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…