4大会連続五輪の“兄貴”松田丈志が語る競泳日本の潜在能力
リオ五輪でのメダル量産が期待される競泳日本代表。
19日はきょう開幕の海外勢も参加する「ジャパン・オープン」の公式練習に臨み、各選手とも約1時間半の泳ぎ込みを行った。
萩野公介、瀬戸大也(ともに21)を中心に「史上最強」ともいわれる今回の競泳日本代表について「本当に頼もしいメンバーが揃っている」と言うのは五輪で3個のメダルを獲得しているベテランの松田丈志(31)だ。
04年アテネ五輪から4大会連続出場となる松田は今回、個人種目(バタフライ)での代表入りは逃したが、800メートルフリーリレーでメンバー入りを果たした。最年少は中3の酒井夏海(14)と年齢層が幅広い代表チームにあって最年長でもある松田は兄貴分的存在でもある。
「(最年長とはいえ)僕が何か特別なことをしているわけではありません。(全体ミーティングでは)僕が一方的に話すわけではなく、選手の間で活発な意見が飛び交っています。いいメンバーばかりで、僕はコーチと選手の間を取り持つような役割に徹しています」(松田)