四回で先発全員「打点」 ソフトB打ちまくってヘトヘト
ここまでひどい試合も、そうはあるまい。
24日、オリックス相手に嫌気が差すほど打ちまくったソフトバンク。なにせ、四回の時点で先発全員「打点」。終わってみれば17安打22得点という大勝だった。
2番本多などは、延長戦でもないのに2試合分の7打席も回ってきた。1番城所の代打として四回から途中出場の吉村でさえ、4打数3安打3打点。八回には22点目となるソロを放つも、すでにナインはヘトヘト。わざわざベンチを出て祝福する選手もいなかった。
ヒーローインタビューでは「全打席出塁しましたね」と話をふられた柳田が、「レフトフライが1つあります」と返す場面も。インタビュアーは慌てて記録を見直し、「すいません。(三、四回の)打者一巡でスコアがずれてました」と謝罪したが、柳田は「しっかりスコアをつけてください」と呆れ顔だった。
試合終了後は笑顔を見せ合ったソフトバンクナイン。勝った喜びもそこそこに、「やっと終わった!」と胸をなで下ろしていたに違いない。