早い時間帯の試合もなんの 錦織は全仏で“苦手の朝”克服
「錦織は当日、朝8時半に練習を始めています。コンディションが万全だったとは思えませんけど、試合中に戦術を変える余裕もあった。相手が低いボールをクロスに深く返してくるのを見るや、あえて高いボールを織り交ぜてペースを変えたのです。競ったように見えますが、9本以上のラリーは16回中11回、ポイントを取っている。ショットは絶好調でした」(前出の関係者)
低血圧のハンディをはね返せるほど、いまの錦織は充実しているということか。4回戦は世界ランク12位のリシャール・ガスケ(29=フランス)と対戦する。