「基準明確に」 ヤクルト野村Cがコリジョンへの不満激白
――しかも、ビデオ判定の時間も長い。
「(ため息をついて)野球のプレーは本来、お客さんの目の前で行うものなんですけどね……」
――審判によって、基準が異なることも混乱を招いている。
「ウチの選手だって、鶴岡のプレーを見て『あれでいいんだ』と思いかねない。もし、それでウチがコリジョンルールを取られるようだったら、それこそ『どうなっているんだ!』という話ですよ」
――審判も戸惑っているのでしょうか。
「そうかもしれない。もし、荒木が回り込まずに衝突する形でスライディングをしていたら、コリジョンルールが適用されていたかもしれない。まあ、守備走塁コーチは回り込むように教えるでしょうから、そんなことはないと思うけど……。とにかく、コリジョンルールを適用するしないの基準を明確にしてほしい。おそらくシーズンが終了したら(審判は)話し合うんだろうけど、とにかく現場を混乱させないようにしてほしいですね」